ワイヤレスイヤホン 比較|運動・通勤で選ぶなら骨伝導と防水どっちがいい?
朝の電車でイヤホンをつけた瞬間、満員電車のアナウンスが聞こえなくて乗り過ごしそうになったこと、ありませんか。逆にジムで走っているとき、汗で耳からポロッとイヤホンが落ちて「もう嫌だ」と思った経験がある方も多いと思います。
ワイヤレスイヤホンって種類が多すぎて、どれを選べばいいのか迷いますよね。しかも「防水」「骨伝導」「Bluetooth」など専門っぽい言葉が並ぶと、余計にハードルが高く感じます。この記事では、実際に通勤とちょっとした運動で使ってきた筆者が、骨伝導タイプの代表格「Shokz OpenMove」と、定番のカナル型防水イヤホン「QCY QY8」を比べながら、どちらが自分の生活に合うかを一緒に考えていきます。
この記事が向いていない人
先にお伝えしておくと、この記事は「音質を突き詰めたい」「高域の解像度や音場の広さにこだわりたい」というオーディオマニアの方には向いていません。この2機種はどちらも、音楽をじっくり聴き込むための機種ではなく、運動中や通勤中に「安全に」「快適に」使うことを重視した製品です。繊細な音の違いを語りたい方は、別のハイエンドモデルを検討したほうが満足度は高いと思います。
選ぶときに見るべき3つの基準
運動や通勤で使うイヤホンを選ぶとき、筆者が実際に重視しているのはこの3つです。
1つ目は接続方式、つまりBluetoothのバージョンです。バージョンが新しいほど接続が安定しやすく、途切れにくい傾向があります。特に電車やジムのように人が多い場所では、この差が体感として出やすいです。
2つ目は連続再生時間です。通勤だけなら1〜2時間で足りることも多いですが、「充電し忘れた日」のことを考えると、余裕のある再生時間のモデルの方が安心感があります。
3つ目は防水性能、いわゆるIPX(またはIP)等級です。汗や小雨程度に耐えられるのか、水洗いまでできるのかで、使い方の幅がかなり変わってきます。運動用として使うなら、ここは妥協しないほうがいいポイントです。
比較表
| 基準 | Shokz OpenMove | QCY QY8 |
|---|---|---|
| 接続方式(Bluetoothバージョン) | Bluetooth 5.0 | Bluetooth 4.1 |
| 連続再生時間 | 約6時間 | 約6〜8時間 |
| 防水性能(IP等級) | IP55 | 防水・防汗仕様(IPX4相当) |
| 装着方式 | 骨伝導・耳を塞がないオープン型 | カナル型(耳栓タイプ) |
| 重さ(目安) | 約29g | 約4〜5g(片耳) |
数字だけ見ると「QCYの方が軽いし再生時間も長いのでは」と思うかもしれませんが、実際に使ってみるとそれぞれ違う便利さと不便さがあります。ここからは具体的に見ていきます。
商品ごとの解説
Shokz OpenMove(骨伝導イヤホン)
筆者が普段使っているのがこちらです。一番の特徴は、耳の穴を塞がないオープン型の骨伝導方式だということ。初めて使ったときは「音楽聴こえるのかな」と半信半疑だったのですが、実際につけてみると骨を通して音がしっかり届いてきて、違和感なく聴けました。
一番ありがたいのは、周りの音が普通に聞こえることです。通勤中に電車のアナウンスを聞き逃す心配がほぼなくなりましたし、在宅勤務でZoom会議をしながら家族に話しかけられても気づけます。長時間つけていても耳が痛くならないのも地味に助かるポイントで、耳栓タイプが苦手な人には刺さると思います。
ただ、正直に言うと音質は「音楽に没入する」タイプではありません。特に低音の響きはカナル型に比べると物足りなく感じる場面があります。それから、骨伝導特有の仕組み上、音量を上げるとこめかみあたりが振動するような感覚があり、静かな場所だと音漏れが気になることもありました。通勤電車の中でボリュームを上げすぎると、隣の人に聞こえていないか少し不安になることもあります。
向いている人:周囲の音を聞きながら運動・通勤したい人、耳の圧迫感が苦手な人、リモート会議でも使いたい人
向いていない人:音楽にしっかり没入したい人、静かな環境で高音量で聴きたい人
QCY QY8(カナル型防水イヤホン)
QCY QY8は、いわゆる「普通のイヤホン型」に近い、耳栓のように耳にフィットさせるカナル型です。筆者も以前こちらを購入して使っていましたが、耳にしっかり収まる感覚があり、ランニング中でも落ちにくい安定感がありました。密閉される分、外の音を遮断してくれるので、音楽や通話に集中したいときには向いています。
Bluetoothのバージョンは4.1と、最近の機種と比べるとやや古めです。実際に使っていても、スマホをポケットに入れた状態で歩いていると、まれに音がプツッと途切れる瞬間がありました。毎回ではないのですが、人混みの中や障害物が多い場所では接続が不安定になりやすい印象です。この点は、最新のBluetooth規格を採用したイヤホンと比べると見劣りする部分かもしれません。
防水・防汗仕様がうたわれているので、軽い運動で汗をかく程度なら問題なく使えます。ただし本格的な水洗いや雨の中での長時間使用までは想定されていないと考えたほうが安全です。耳を密閉するタイプなので、外の音がほとんど聞こえなくなる点も、使う場面によってはデメリットになります。信号待ちで車の音に気づきにくい、といった場面は実際にありました。
向いている人:音楽や通話に集中したい人、しっかり耳にフィットするイヤホンが好きな人、密閉感のある音を求める人
向いていない人:外の音も聞きながら運動・移動したい人、最新のBluetooth接続の安定性を重視する人
レビューで多かった不満と、その対処
骨伝導タイプ全般でよく見かける不満として、「音質が物足りない」「音漏れが気になる」という声があります。これは骨伝導という仕組み上どうしても出てくる特性なので、完全になくすのは難しいところです。対処法としては、静かな場所では音量を上げすぎない、電車内など周囲に人がいる場面ではボリュームを控えめにする、といった使い方の工夫でだいぶ気にならなくなります。
一方カナル型のイヤホンでは、「接続が途切れる」「耳が痛くなる」といった不満がよく挙がります。接続の途切れについては、Bluetoothのバージョンが古い機種ほど起きやすい傾向があるので、気になる場合は新しいバージョン対応の機種を検討するのも一つの手です。耳の痛みについては、イヤーピースのサイズを自分の耳に合ったものに変えるだけでかなり改善することが多いので、まずはそこを試してみる価値はあると思います。
状況別のおすすめ
通勤電車やランニングコースなど、周囲の音も聞きながら安全に使いたい人にはShokz OpenMoveが向いています。
逆に、満員電車で周りをシャットアウトして音楽に集中したい、密閉感のある装着感が好きという人にはQCY QY8のようなカナル型が合っていると思います。どちらも一長一短なので、自分が「聞こえる安心感」と「没入感」のどちらを優先したいかで選んでみてください。買ったあと、最初にやること
届いたらまず充電を満タンにしてから、実際に使うシーンに近い環境で試してみることをおすすめします。骨伝導タイプなら電車やオフィスなど周囲に人がいる場所で音量を調整し、音漏れの具合を自分の耳と周りの反応で確認してみてください。カナル型なら、付属のイヤーピースをいくつか試して、自分の耳にフィットするサイズを見つけることが快適に使う一番の近道です。どちらの機種も、最初の数日でしっくりくる使い方を見つけておくと、そのあとの満足度がぐっと変わってきます。
※ 価格や仕様は変更されることがあります。最新の情報はAmazonの商品ページでご確認ください。
次に迷いそうなこと
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どれもいますぐ決めなくて大丈夫です。困ったときに読み返してもらえたら十分です。
